コロナワクチン接種については、国から無料接種で受けられるということで進められていると思いますが、有料になる場合があるという。
そこで今回は、ワクチン接種は有料の場合がある?京都の病院で診察代が請求された!?について見ていきたいと思います。
コロナワクチン接種が有料!?
新型コロナウイルスワクチンの接種を京都市内の病院で予約した高齢者から「病院でお金を請求された。
ワクチンは無料のはずでは」という声が京都新聞社に寄せられた。
政府も「ワクチンは無料で接種できる」としている。
(京都新聞)
この記事だけを読むと、ちょっと解せないですね~という話になりますね。
国では、ワクチンの無料接種として大々的に公表されているわけですから、なぜ?と思ってしまいます。
ワクチン接種が有料の理由はなぜ?
京都市の男性(80歳)が、5月中旬に、ワクチン接種の予約を取ろうとかかりつけ医のいる市内の病院に電話し、「予約は来院時に」と言われたそうです。
当時に病院を訪れて主治医と面談し、7月下旬に1回目の接種を予約したという。
しかし、帰り際に会計で「再診料」として診察代240円を請求されたという。
持病がある人は診察
病院では、持病がある人に対し、接種が可能か確認するため、主治医が診察してからでないと予約を入れない仕組みにしているという。
この男性の場合も病歴を確認したため、診療代がかかったという。
結果的に返金
事前に診察代が必要なことを伝えていなかったことから、診療代は返金する予定だという。
しかし、あくまで「診察は必要」との立場は変わらず、今後も同じスタイルで行っていくそいうです。
京都市の担当者は、「『予診の予診』をやってはいけないという決まりはない。診察が必要とした医師の判断に対し、市から指導などはできない」と話しています。
一般の人は予約するだけですから無料。
でも、持病がある人は、それを確認しなければならないという行為の違いですか。
ワクチン接種が有料に国の見解は
厚生労働省予防接種室では、患者からの依頼や同意の下で、医師が接種前に事前に診察することは「あり得る」とした上で、単に予約を取りに来た人に不要な診察を行うことは「不適切と言わざるを得ない」と話しています。
また、この問題は参議院厚生労働委員会でも取り上げられ、担当局長は同じ趣旨のことを答弁しています。
みんなの声は

健常者が無料で接種できるのは当然だが、持病を持っている人が主治医に相談すれば、これは立派な診療でしょう。
ここは政府や自治体が明確に示すべきですね。

持病があって個別で接種したい人は、全国共通で予め金額の提示をしてあれば問題ないのでは。
ワクチン接種は基本無料のはずが突然請求されたら疑問に思うし、では返金します、と言われたら尚更怪しく思ってしまう。

自分は持病があるので、事前にかかりつけの医師の同意を取りに診察に行くと思う。
よって診察代は払うつもりでいました。
こういうケースは仕方ないかなあと普通に思ってました。

普通に考えれば、ワクチン接種の費用は国から医療機関に支給され、その接種費用中に持病の考慮もあると考えるべきでしょう。