将棋の藤井聡太さんが、「第48回将棋大賞」で「最優秀棋士賞」に輝きました。
中学生棋士として破竹の29連勝でデビュー年を華々しく飾った藤井さん。
今回の「最優秀棋士賞」の受賞は自身初ということです。そこで今回は、最優秀棋士賞の賞金はいくらなのか、また副賞は何なのか見ていきたいと思います。
最優秀棋士賞の藤井聡太の成績
藤井聡太さんの2020年度の成績は次のとおりです。
【2020年度の成績】 44勝8敗=勝率.846
【通算での成績 】213勝40敗=勝率.842
2020年度の勝率が8割越え、通算成績も4年連続で8割越えという、驚異の成績です。
例年では、勝率8割を超えて最優秀棋士になっている人は数えるほどしかおらず、ほとんどが7割台となっています。
いかに藤井聡太さんの記録が凄いかが分かります。
藤井聡太二冠が「総ナメ」した将棋大賞 記録だけではなく、プロがうなる盤上の妙技でも | 観る将棋、読む将棋
各部門の賞と共に、昨年度の将棋界を振り返る #将棋大賞 #shogi #藤井聡太 #文春オンライン https://t.co/l5NTkhaly8— 畑中智晴@北海道 (@tomoharu_hata) April 7, 2021
最優秀棋士賞の概要と選考基準
概 要
毎年度功績を残した将棋棋士などに日本将棋連盟から与えられる賞が「将棋大賞」であり、その中で個人賞の最高位として贈られるのが、最優秀棋士賞です。
参考として2番目に功績を残した人には「優秀棋士賞」が贈られますが、2名選出される場合もあります。同3番目は「敢闘賞」ということになるようです。
選考基準
選考基準は、各新聞社や関連メディア、将棋関係マスコミなど、各タイトル戦の主催者の担当記者らが選考し、決定されます。
明確な選考基準はないようですが、接戦の場合などは白熱した議論が展開されるのではないでしょうか。
藤井聡太の場合
今回の藤井聡太さんの受賞は、史上最年少での二冠達成や朝日杯将棋オープン戦の優勝、4年連続の勝率8割超えなどが評価されたようです。
対象期間や発表はいつ?
2020年度の対象期間は、2020年4月1日~2021年3月31日です。
発表は、翌年度初めの4月1日頃に行われ、その模様は『将棋世界』誌に掲載されます。
最優秀棋士賞の賞金・副賞は?
最優秀棋士賞の賞金・副賞については、調査をしましたが、公開されていないようですね。
野球でいうと最優秀賞選手賞MVPや副賞として車が贈られるというような、明確なものは公表されていませんね。
あるいは、「名誉賞」ということなのかもしれませんね!