五輪開催をめぐり、菅総理に切り込んだ女性記者の西村カリンさんが、総理の答弁に憤っています。
そこで今回は、女性記者の西村カリンさんにスポットを当て、旦那(夫)はじゃんぽ~る西、経歴や馴れ初めと出会いについて見ていきたいと思います。
女性記者の西村カリンが総理に憤り
この女性記者は20年以上日本で記者として活動している「ラジオ・フランス」の特派員である西村カリンさんです。
会見において東京オリンピック・パラリンピックについて「なぜ感染拡大のリスクや死者が出るリスクがあっても開催するのは大丈夫だと思いますか?その理由は何ですか? NOと言えないことでしょうか? それともプライド? または経済の理由か?」
などと鋭く切り込んだフランス人の女性記者が、菅総理の回答に対して「彼女はフランス人だから海外の人の安全性しか考えていないと(思われた)。
違うんです。日本の国民のことを気にしています」と反論した。
(引用:ABEMA)
これに対して菅総理は、「NOもプライドも経済でもありません。感染対策を講じることができるからであります」と答えています。
日本のことを気にかけてくれる人に対して、もっと言い方があったのでなないでしょうか。
さらに西村カリンさんは、次のように締めくくっています。
「万が一状況が悪化する場合は、誰も責任を取らないと思う。
G7の首脳から支持を得たというようになってきた。
私は海外の首脳なら怒ったと思う。
『なんで我々を利用しているんですか?』と」などと懸念も示した。
この女性記者の西村カリンさんは、旦那さんが日本人だったんですね!
日本のことを気にしてくれる理由も納得です。
西村カリンの経歴
西村カリンさんは、1970年6月7日生まれで、AFP通信東京特派員です。
パリ第8大学卒業後、ラジオ局やテレビ局を経て1997年に来日します。
プライベートで訪れた日本の魅力にハマり、2002年から日本で暮らし始める。
2004年末からはAFP通信社の東京支局にジャーナリストとして所属し、福島第一原発へ安倍晋三首相の同行取材をした経験もあるそうです。
2008年「LES JAPONAIS日本人」出版
2009年、同著書が渋沢・クローデル賞受賞します。
2010年「Histoire du Manga日本漫画の歴史」を出版し、国家功労勲章シュヴァリエを受章しています。
西村カリンさんは、毎日、新聞2ページ分を辞書片手に翻訳し、NHKのニュース番組で発音を確認するという勉強法で日本語をマスターした努力家だそうです。
旦那は漫画家のじゃんぽ~る西
西村カリンさんの旦那さんは、漫画家のじゃんぽ~る西さんです。
じゃんぽ~る西のプロフィール
日本在住のマンガ家です。
じゃんぽ~る西さんの漫画家デビューしたのは29歳の時です。
31歳の時にパリで1年間暮らし、帰国。
オシャレなだけではないパリを描いた、『パリ 愛してるぜ~』『かかってこい、パリ』(ともに飛鳥新社)などを発表。
2012年にカリンさんと結婚。
妻カリンさんが産後3カ月で復職したものの保育園が空かず、5カ月の間、育児を担当。
新刊『モンプチ 嫁はフランス人』ではカリンさんとの文化・習慣の違いや育児中の発見を、時に鋭く、時にユニークに描いています。
じゃんぽ~る西さんは、外国人の視点で日本を見つめると何が見えてくるのかという視点で、フランス人女性が日本に魅了されるさまを描いた漫画『私はカレン、日本に恋したフランス人』の作者です。
題名の通り、奥さんのカレンさんのことですね!
「レタスクラブ」などでも、「理想の父にはなれないけれど」を連載中だそうです。
2人の出会いや馴れ初め・子供は
出会いや馴れ初め
2人の出会いは、2009年頃のパーティーで出会ったそうです。
旦那さんが「パリ、愛してるぜ~」という漫画を描いており、その漫画をカリンさんがアマゾンで注文し、内容が面白かったことからメールをしたという。
それがきっかけだったと話しています。
2人の子供
お子さんは、長男が8歳、次男が3才の2人です。
お子さんの年齢については、2018年3月の東京新聞記事から、わかりました。
昨年11月に、次男を出産しました。今は育休中ですが、4月に仕事に復帰する予定です。すごくかわいくてもっと育休を取りたかったけれど、区に聞いたら「4月に復帰しないと、保育園に入るのが難しい」と言われて。長男(5つ)と同じ都内の認可保育園に次男も通えることになりましたが、保育園に入るのがいかに難しいのか実感しました。
仕事にも子育てにも頑張っている西村カレンさんですね!
今後も歯に衣着せぬ鋭い質問をしてもらいたいですね!